interview number.03 - たいやき (古着屋あんぽんたん)
アメ村のとある雑居ビルの虹色ライトが光る通路を抜けると一際目立つ アメリカンポップなカラフルワールド 古着屋あんぽんたん ❤︎ お茶目で 笑顔が素敵な たいやきさんの好きなものを詰め込んだ アメリカのコメディドラマに出てくるようなカラフルポップな一室のあんぽんたんは カラフル girls & boys の とっておきの店 ♬ そんな あんぽんたん を営む たいやきさんに インタビュー
editor:ヒルマアイリ
ー服を好きになった年齢は?
18歳 高3のとき 当時 バイトしていた居酒屋の先輩に憧れたのがはじまり。
そこから、自ら 洋服を買いに行くようになった
地元が田舎のため 古着屋さんもなかった。唯一、隣の街にあったユニクロに服を買いに行き始めた。当時はカラフルではなく自分で買った服を買いに行く程度。
ーカラフルを好きになったのは?
大阪に出てきてから。高校卒業してすぐ
スピンズ、WEGO、が現在のような形態ではなく、古着屋さんとして古着ばかりを販売していた頃に スピンズ、WEGO、キロストアに通い始めた。
ーたいやきさんと言えば 金髪と黒髪のツートンでマッシュのイメージが定着していますが、現在の髪型にされたのはいつ頃ですか?
21歳の夏から
ーそのヘアスタイルを続けている理由は?
当時、面白い髪型がしたくて、女の子の友達がロングヘアの金髪と黒髪のツートンをしていて、それを見て自分もやってみて、ずっと続けている
ーカラフルや古着屋が好きになってから憧れた人
原宿のショップ店員さんなど
フルーツやチューンのストリートスナップでチェックしていた
4〜5年前のものをチェックしていた
編:4〜5年前のフルーツはもっとばっちり決まっていましたよね
た:うん。かわいかった
ー 古着屋をはじめたきっかけは?
アメ村に 派手でポップなお店が無くて、東京にはあるのに どうしてだろうと思い はじめた
編:そう言えば アメ村は東京にはない大阪ならではの個性的なファッションはありますが、ポップでカラフルなファッションは少ないですよね
編:私がたいやきさんを知ったのが たいやきさんが KINJIで働いていたときなんですけど、KINJIで働く たいやきさんを見かけて ツイッターをフォローしたんですよ(笑)
た:マジで?!(笑)めっちゃ前じゃない? 恥ずかしい(笑)
KINJIで働き初めたのが、今のファッションの原点。
それまでも服は好きだったけど、今ほど 激しくはなくて、今のような毒々しさはなかったけど、周りのスタッフとか、入ってくるファッションの情報から 自分が どんどん開拓されていった
編:その後、JETRAGでのスタッフを経験して今の あんぽんたん があるんですね
た:そうそう。ずっとお店がしたいっていうのはあって、最初は飲食店がやりたくて、アメリカンダイナーみたいなお店をやりたかったけど、KINJIで働いて 古着にハマって 古着屋をやりたいと思って、今、古着屋さんをしてる
ーお店に来るお客さんは、どんな人がよく来ますか?
高校生〜大学生が多い
カラフルが好きな子も、これから古着を知りたい子が良く来てくれる
ーどんなお客さんに来てもらいたいですか?
現在、カラフルな服を着ている子はもちろん、興味を抱きはじめた子が来店して、カラフルな服に身を包むきっかけになってほしい
編:最近の古着屋さんは流行りや古着というジャンル化された服を売る店も多いですが、あんぽんたんのように そのお店のスタイルを貫いているお店が1番カッコいいと感じます。
流されないことって大切ですよね
た:そうだね
ー今は、アメ村にファッショナブルな若者が減ってしまいましたが、そんな今のアメ村に対して思うことはありますか?
一言で言うと 寂しい
編:寂しいと感じるようになったのはいつ頃からですか?
た:2〜3年前からかな…
ー最近のファッションが寂しくなっていったのはどうしてだと考えますか?
なんやろ…周りの目をすごく気にしすぎなんだと思う 日本人のみんなと一緒で安心する国民性もそれに拍車をかけていると思う
ー古着の買い付けはどんな風にやっていますか?
アメリカがメインで、国内にもちょこちょこ
アメリカに年1回
ー海外の古着はカラフルなものが多いですか?
カラフルなお店も多いけど、派手な人がうじゃうじゃいる訳じゃないけど、日本より、アメリカの方がイケイケな感じがする
ーマイブームってありますか?
今、エイリアンのグッズ集めにハマってる
エイリアンのグッズはあまり売ってなくて、でも、ビレバンにはちょくちょくあるよ(笑)
ーこれから どんな将来だと思いますか?
40歳とかになっても こんなカラフルな服着ていると思う(笑)
10年後 もしかしたら 居酒屋に住んでるかもしれないし(笑) アメリカにも住んでるかもしれない(笑)
編:もし、そうなったら、このインタビューを見返したら面白いですね(笑)
た:そうだね(笑)
ー好きなブランドとかってありますか?
ないかも。新品でかわいいデザインのものがあれば買うけど、ないからなあ…
海外のブランドで時々 かわいいのがあったりするけど…
日本はマジクソ(笑)
ー今、着ていらっしゃる服は何処で買っているんですか?
買い付けに行ったときに自分の服もついでに買ったり、お店に置いている服って元々、自分が着たい服だから、自分で着ちゃったりする(笑)
編:じぶんの着たい服を買ってもらうって幸せですよね
た:すっごい幸せ。だからこそ、好きな人に買ってもらいたいと思うけど、自分の着たい服だからこそ、買って欲しくないって思うけど、そんな服を着こなしてくれている子がいると本当に嬉しい
ー今、気になる古着屋さん
原宿の PINNAP
お店をするときに、PINNAPを参考にしました
編:あんぽんたんは、何処か大阪感 感じます(笑)
た:マジで?!?(笑)どんな所が?
編:なんだろ(笑)壁がピンク一色なところとか!(笑)
ー 大阪でオススメなスポットってありますか?
''谷町6丁目の エニーズバーガー''
コッテコテのアメリカンで、内装が映画のセットみたいなビンテージのアメリカ風
アメリカ好きな人なら鼻血出るかも(笑)
そこのマスターのおっちゃんの話もすごく面白い
アメリカにまつわる色んなことをやってきた人
ー映画や音楽の趣味も、ファッションと同じくアメリカンなものやポップなものが多いですか?
音楽は、日本のものも、アメリカンのものも万遍なく 聴くなあ 歌謡曲とかも聴く(笑)
ー中でもオススメはありますか?
80年代の音楽は結構好きで、お店でも良く流しているし、PVのファッションも好き
特定のアーティストと言うよりも、80年代の音楽も映画もカルチャーも全般的に好き
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